頑張ってコンパウンドを掛けてもツルツルにならない、原因は鉄粉です。
頑張って磨いたけど、まだザラザラしてる……。
ワックスを拭き取るときに、ブツブツが残っている……。
その原因は、鉄粉かもしれません。細かな鉄粉がボディーに張り付いて残っているんです。
しつこい鉄粉も、簡単に溶かして一気に落としてしまう方法があります!
コンパウンドで磨いたけど、まだザラザラしてるんだけど…
コンパウンドでも落とせないザラツキは、鉄粉が付着してるんだ。
鉄粉?それって自分で落とすことできないの?
いろいろな鉄粉除去用のグッズが販売されているので、自分でもできますよ。
一生懸命下地処理をして、頑張ってワックスを掛けたのにツルツルにならない。
こんな経験ありませんか?
原因は、ボディーに付着した細かな鉄粉が原因です。
鉄粉は、すぐに酸化してボディーに張り付いてしまい簡単には取れなくなってしまいます。
鉄粉取り剤は、ボディにこびりついた鉄粉を取り除くのに最適なアイテムです。しかし、正しい使い方をしないと、車のボディに傷をつけたり、効果が出なかったりすることもあります。ここでは、鉄粉取り剤を効果的に使う方法をご紹介します。
鉄粉除去剤には、大まかに3つのタイプがあります。
鉄粉除去剤には、クロスタイプ、スポンジタイプ、スプレータイプがあります。
作業の手軽さ、除去能力など違いがあるのでボディーの状態に合わせて選ぶと良いでしょう。
一番手軽なのはクロスタイプでクレイタオルとも言われています。
クロスタイプは、マイクロファイバー生地の片面に鉄粉を落とせる素材が特殊加工されているものです。
使い方は、水を流しながらなでるようにして使うだけです。
水が足りない状態や乾燥した状態で使用すると、傷やゴムの跡が残ることがあるので気を付けてください。
タオルタイプは、短時間で広範囲を作業できる点やボディーコーティングをしている車にも使用できる点がメリットです。
また、水で洗って何度も使用することができます。
デメリットは、酷くこびり付いた鉄粉の除去には向かないという点です。
ピンポイントで作業したい場合は、スポンジタイプもあります。
スポンジタイプは、スポンジに凹凸がついたラバーゴムがついています。
使い方は、スポンジ部分に水を含ませて鉄粉がついている部分を、力を入れずに滑らせて水で流すだけです。
ラバーゴムに鉄粉を吸着させて除去するため、頻繁に鉄粉を洗い流しながら使用しましょう。
凹凸が減らなければ、何度でも洗って使用することができます。
デメリットは、鉄粉の付着範囲が広い場合や、付着した鉄粉の量が多い状況には向いてはいません。
化学反応で鉄粉を溶かして除去する、スプレータイプ。
広範囲に鉄粉が付着している場合や、付着している鉄粉が多いような場合はスプレータイプが向いています。
使い方は、鉄粉が付着している面にスプレーして、少し時間をおいてから水で流すだけです。
スプレータイプは、化学反応で鉄粉を溶かして浮かせるため、酷く固着した鉄粉の除去にも効果があります。
半面、化学反応の際に強い硫黄臭が出るため、周りに気を付ける必要があります。
また、樹脂部分やゴム部品にスプレー液が付着したまま放置すると、変色や劣化の原因になります。
作業する際は、臭いで回りに迷惑を掛けないか確認して、長時間放置せずに水でしっかり洗い流すように気を付けましょう。
まとめ
正しい鉄粉取り剤の使い方は、車やバイクのボディを美しく保つために欠かせません。使用する場所や程度によって適した方法が異なります。しっかりと取り除いて、輝くボディを手に入れましょう。
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ワックス掛けしてもツルツルにならない原因は、鉄粉の付着。
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鉄粉除去剤には、クロス・スポンジ・スプレーの3種類がある。
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スプレータイプは、化学反応で除去するため臭いが出るので注意。
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スプレータイプは、変色や劣化の原因にもなるのでしっかり洗い流す。