
整備士として働いていると、
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現場の仕事が体力的にきつい
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将来も整備を続けられるか不安
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管理職になると責任が重くなる
といった理由から、キャリアについて考えることもあるかもしれません。
その中で
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「整備士から営業に転職することはできるのだろうか」
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「整備士の経験は営業でも活かせるのだろうか」
と考える人もいます。
結論から言うと、整備士は営業に向いているケースも少なくありません。
特に自動車業界では、整備士としての経験が営業の強みになることがあります。
この記事では
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整備士が営業に向いていると言われる理由
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整備士経験が営業で強みになるポイント
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営業に向いている人の特徴
を整理します。
整備士から営業を考える背景には、体力面や将来への不安があることも少なくありません。40代・50代の整備士が感じやすい悩みは、こちらの記事で整理しています。
整備士 体力きついと感じたら|40代・50代が後悔しない転職判断
整備士から営業への転職は珍しくない
整備士から営業へ職種を変えることは、珍しいことではありません。
特に自動車業界では
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ディーラー営業
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中古車販売
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自動車関連営業
など、整備士経験が評価されるケースがあります。
その理由の一つが、車の知識です。
整備士は日常的に
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車の構造
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部品の仕組み
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故障の原因
などを理解しながら仕事をしています。
この知識は、営業の仕事でも役立つことがあります。
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「自動車整備士」
(参照日:2026/03/11)
整備士が営業に向いていると言われる理由
整備士が営業に向いていると言われる理由はいくつかあります。
車の構造を理解している
整備士の最大の強みは、車の構造を理解していることです。
営業では、お客様に車の説明をする機会が多くあります。
お客様は
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カタログに書いてある性能
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燃費
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装備
などは知っていることが多いです。
しかし
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なぜその性能になるのか
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どのような仕組みで動いているのか
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構造上のメリットやデメリット
まで理解している人は多くありません。
整備士は修理をするために
構造を理解していないと仕事ができません。
その知識をもとに
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「この装置はこういう仕組みで動いています」
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「この構造にはこういうメリットがあります」
と説明できる営業は、お客様に安心感を与えることがあります。
お客様から信頼されやすい
車は高額な買い物のため、お客様は
「本当にこの車で大丈夫なのか」
という不安を持つことがあります。
整備士出身の営業は
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技術的な説明ができる
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メンテナンスの知識がある
といった理由から、信頼されやすいケースもあります。
整備士出身の営業が好成績を出すこともある
整備士から営業に転職した人が、好成績を残すケースは少なくありません。
理由としては
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車の知識が深い
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お客様の質問に答えられる
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技術的な説明ができる
といった点があります。
こうした知識が、お客様の安心感につながることがあります。
私自身も整備士から営業へ職種を変え、
社内成績1位や全国表彰をいただいた経験があります。
整備士として身につけた知識は、
営業でも強みになることがあります。
整備士から営業に向いている人
整備士から営業へ転職する場合、次のような人は適応しやすい可能性があります。
車の説明をすることが好き
整備士でも
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修理内容の説明
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故障原因の説明
など、お客様と話す機会があります。
こうした説明が好きな人は、営業でも活かしやすい傾向があります。
成果で評価される仕事がしたい
営業は
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販売台数
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契約数
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売上
など、成果で評価されることが多い仕事です。
そのため
「自分の成績で評価されたい」
と考える人には向いている可能性があります。
整備士から営業へ転職するメリット
整備士から営業へ転職すると、働き方が変わることもあります。
体への負担が少ない働き方ができる
整備士の仕事は
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重い部品の脱着
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中腰作業
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長時間の立ち仕事
など、体への負担が大きい仕事です。
営業職では、重い部品を扱う作業は基本的にありません。
そのため、腰痛など体の不安がある人にとっては
働き方が変わる可能性があります。
特に腰痛など体の不安がある方にとっては、営業職への転換は現実的な選択肢になることもあります。整備士と腰痛の関係や続ける判断基準は、こちらで詳しく解説しています。
【自動車整備士】腰痛が限界…それでも仕事は止まらない。続けるべきか悩んだときに読む記事
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「自動車整備士」
(参照日:2026/03/11)
成果給で収入が上がる可能性もある
営業職では
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インセンティブ
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成果給
などがある会社もあります。
そのため、成果によっては
整備士時代より収入が上がるケースもあります。
※給与制度は会社によって異なります。
整備士から営業へ転職する前に考えておきたいこと
営業にはメリットだけでなく、注意点もあります。
例えば
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販売目標がある
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成績によるプレッシャー
などです。
そのため
「整備士の仕事がつらいから」
という理由だけではなく、
自分に合った働き方かどうかを考えることも大切です。
整備士の仕事がきついと感じる理由は、体力面だけでなく冬場の過酷な作業環境も関係します。冬の現場のリアルを知りたい方は、こちらも参考にしてください。
整備士の冬がきつい理由|寒い整備工場のリアルと続けるか悩んだときの判断基準
まとめ
整備士から営業への転職は、珍しいものではありません。
整備士は
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車の構造を理解している
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修理の知識がある
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技術的な説明ができる
といった点で、営業でも強みになることがあります。
実際に整備士出身の営業が好成績を残すケースもあります。
整備士としての経験は、
営業でも活かせる可能性があります。
将来の選択肢を整理したい方へ
もし
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整備士の将来に不安を感じている
-
営業など別の職種も検討している
という場合は、転職エージェントで
整備士経験が活かせる仕事を聞いてみるのも一つの方法です。
今すぐ転職を決める必要はありません。
ただ、どんな選択肢があるのかを知ることは
将来の判断材料になります。


