
高卒・未経験からでも、自動車ディーラー営業へ転職できる可能性はあります。
新卒採用では、大学・大学院卒業見込みを応募条件とする販売会社があります。一方、中途採用には、学歴不問、高卒以上、未経験歓迎の求人もあります。
ただし、すべてのディーラーが高卒・未経験者を採用しているわけではありません。
求人を選ぶときは、学歴だけでなく、普通自動車免許、基本給、固定残業代、販売奨励給、研修制度、休日、転勤の有無まで確認する必要があります。
私自身も高卒で、入社時点では自動車整備士資格を持っていませんでしたが、転職によってディーラーの整備部門で働き始めました。その後は営業職へ移り、営業主任へ昇格しています。
この記事では、高卒・未経験からディーラー営業を目指す人に向けて、応募条件、入社後の評価、求人選び、面接で伝えるべき内容を実体験から解説します。
高卒でもディーラー営業に応募できる?
結論からいうと、高卒でも応募できるディーラー営業の求人はあります。
ただし、新卒採用と中途採用では、応募条件が異なる場合があります。
新卒採用では大卒条件が設定されることがある
自動車ディーラーの新卒営業職では、大学・大学院卒業見込みを応募条件とする販売会社があります。
この場合、高校卒業時に営業職へ直接応募することはできません。
一方、高卒者を新卒採用している販売会社もあります。
そのため、「ディーラーの新卒営業はすべて大卒限定」とは言えません。
高校卒業後にディーラー営業を目指す場合は、学校へ届く求人票や販売会社の採用ページで、次の条件を確認してください。
- 営業職で高卒採用を行っているか
- 学校推薦が必要か
- 普通自動車免許が必要か
- 入社までに免許を取得する必要があるか
- 配属地域や転勤の範囲
- 入社後の研修制度
中途採用には高卒・未経験で応募できる求人がある
中途採用には、学歴不問、高卒以上、未経験歓迎のディーラー営業求人があります。
ただし、応募条件は販売会社ごとに異なります。
中途採用では、学歴だけでなく、次のような条件を確認される場合があります。
- 普通自動車免許
- 社会人経験
- 接客や販売の経験
- 顧客対応力
- 転勤への対応
- 土日や祝日の勤務可否
私自身も、新卒でディーラー営業へ入ったわけではありません。
高卒で、入社時点では自動車整備士資格を持っていない状態から、転職によってディーラーの整備部門へ入りました。その後、現場経験を活かして営業職へ移っています。
新卒採用の応募条件を満たさなくても、中途採用まで含めて探せば、ディーラー営業を目指せる可能性があります。
営業未経験でもディーラー営業を目指せる?
営業未経験でも応募できるディーラー営業の求人はあります。
ただし、「未経験歓迎」と書かれているからといって、誰でも簡単に採用されるわけではありません。
ディーラー営業では、車の知識だけでなく、人と接する力、約束を守る姿勢、数字へ向き合う力も求められます。
接客や顧客対応の経験は営業へ活かせる
自動車販売の経験がなくても、接客や顧客対応を経験している人は、その経験を営業へ活かせます。
例えば、次のような仕事です。
- 接客・小売
- 法人営業・個人営業
- 整備・サービスフロント
- 保険
- 顧客対応を伴う仕事
採用側が確認するのは、営業経験の有無だけではありません。
お客様の話を聞けるか、約束を守れるか、クレームへ落ち着いて対応できるかといった点も見られます。
車に詳しくなくても研修で学べる場合がある
入社時点で、すべての車種や装備を覚えている必要はありません。
販売会社によっては、商品知識、商談、査定、自動車保険、ローンなどの研修を用意しています。
ただし、研修内容は会社によって異なります。
求人票や面接では、次の点を確認してください。
- 入社時研修の期間
- 商品研修の内容
- 商談ロールプレイングの有無
- 査定研修
- 自動車保険の資格取得支援
- 先輩営業への同行期間
- 配属後の相談担当者
- 引き継ぎ顧客の有無
「研修あり」という言葉だけで判断せず、何をどこまで教えてもらえるのかを確認する必要があります。
高卒だと入社後の評価や昇進で不利になる?
販売会社によって評価制度は異なりますが、営業職では学歴だけで評価が決まるわけではありません。
私が働いていた販売会社では、次のような実績が営業評価に影響していました。
- 車の納車台数
- 車両粗利益
- 自動車保険の契約件数
- ローンやクレジットの利用実績
- コーティングなどの付帯商品の販売
- 月間・四半期の目標達成
- 顧客対応
- 店舗全体への貢献
営業実績は数字として表れます。
そのため、高学歴の先輩がいたとしても、営業実績や社内評価で上回れば、先に昇格する可能性があります。
私自身も高卒から営業職へ移り、営業主任へ昇格しました。
ただし、昇格は販売台数だけで決まるとは限りません。
- 勤務態度
- 顧客からの評価
- 後輩指導
- 管理能力
- 店舗全体への貢献
- 社内ルールの順守
このような項目も評価されます。
営業は「学歴がまったく関係ない仕事」と断定するより、入社後は学歴以外の営業実績や社内評価が大きく影響する仕事と考える方が正確です。
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高卒からディーラー営業を目指す人が確認する求人条件
「高卒可」「未経験歓迎」だけを見て応募先を決めるのは危険です。
採用されても、給与制度や働き方が合わなければ長く続きません。
応募資格と免許条件
まずは、自分が応募できる求人か確認してください。
- 最終学歴
- 営業経験の有無
- 普通自動車免許の条件
- AT限定で応募できるか
- 入社までに免許が必要か
- 年齢条件
- 転勤の有無
自動車免許については、「入社までに取得」「AT限定解除が必要」など、会社ごとに条件が異なります。
基本給・固定残業代・販売奨励給
インセンティブの金額だけでなく、毎月受け取れる基本給を確認してください。
特に確認するべき項目は次の4つです。
- 基本給
- 固定残業代の内訳
- 試用期間中の給与
- 賞与・販売奨励給
「月給30万円」と書かれていても、その中に固定残業代や各種手当が含まれている場合があります。
金額だけでなく、給与の内訳まで確認してください。
販売奨励給は、納車台数、車両粗利益、保険、ローン、付帯商品の実績などで計算される場合があります。
私が働いていた販売会社では、基本的に納車時点で販売実績としてカウントされていました。
ただし、計算方法、支給時期、上限は販売会社ごとに異なります。
面接では、次の3点を確認してください。
- 何が評価対象になるか
- 契約・登録・納車のどの時点で実績になるか
- 上限やキャンセル時の扱い
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休日と勤務時間
ディーラー営業は、土日や祝日が商談の中心になります。
会社の定休日だけでなく、次の点も確認してください。
- 年間休日
- 月の休日数
- 土日休暇を取得できるか
- 休日出勤の扱い
- 顧客からの休日連絡
- 納車による休日対応
- 残業時間
- 店舗の閉店後に行う業務
家族との時間や休日を重視する場合は、給与だけでなく勤務体系まで確認する必要があります。
個人目標と店舗目標
営業には、納車台数、保険、ローンなどの目標が設定される場合があります。
確認するべきなのは、目標の有無だけではありません。
- 個人目標と店舗目標の割合
- 未経験者の目標開始時期
- 目標未達時の指導方法
- 引き継ぎ顧客の有無
- 新規客の割り振り方法
- 電話営業や訪問営業の有無
同じ「ディーラー営業」でも、店舗や販売会社によって営業方法は異なります。
ディーラー営業は、学歴以外の成果で評価され、実績によって収入を伸ばせる可能性があります。
一方で、土日勤務、毎月の目標、収入の変動、勤務時間外の顧客対応が負担になる場合もあります。
給与やインセンティブだけでなく、自分が続けられる働き方かまで確認してください。
高卒・未経験から採用されるために伝えること
応募条件を満たしていても、面接で「車が好きです」と話すだけでは不十分です。
採用担当者に、入社後も顧客対応と目標管理を続けられることを伝える必要があります。
前職で継続・改善した経験を伝える
営業未経験の場合は、前職で継続してきた行動や改善した経験を伝えてください。
例えば、次のような経験です。
- 売上や作業目標に取り組んだ
- 顧客から指名された
- クレーム対応を任された
- 後輩を指導した
- 作業効率を改善した
派手な実績がなくても、継続力、責任感、改善力を示せます。
なぜディーラー営業なのかを具体化する
志望動機を「車が好きだから」だけで終わらせないでください。
次の内容まで説明できると、志望理由が具体的になります。
- なぜ営業職なのか
- なぜ自動車業界なのか
- なぜそのメーカー・販売会社なのか
- 前職の経験をどう活かすのか
- 入社後に何を学ぶのか
- どのような営業を目指すのか
例えば、接客経験がある人なら、「相手の希望を聞き、長く関係を築く営業へ活かしたい」と説明できます。
整備や工場勤務の経験がある人なら、「現場知識を分かりやすく伝え、購入後まで相談される営業を目指したい」と伝えられます。
土日勤務と目標管理を理解していることを伝える
ディーラー営業は、土日勤務や数字の目標を避けにくい仕事です。
この点を理解せずに応募すると、入社後のミスマッチにつながります。
面接では、仕事内容のよい面だけでなく、次の点も理解していることを伝えてください。
- 土日や祝日が勤務の中心になる
- 毎月の目標が設定される場合がある
- 顧客対応が納車後も続く
- 車以外に保険やローンの知識も必要になる
- 成果が出ない時期も改善を続ける必要がある
「厳しさも理解したうえで挑戦したい」と伝える方が、単に高収入だけを求める応募者より説得力があります。
まとめ|高卒でも中途採用からディーラー営業を目指せる
高卒でも応募できるディーラー営業の求人はあります。
新卒採用では大卒条件を設ける販売会社がありますが、中途採用には学歴不問、高卒以上、未経験歓迎の求人もあります。
ただし、応募条件や評価制度は販売会社ごとに異なります。
応募前には、次の4点を確認してください。
- 学歴・免許・経験などの応募条件
- 基本給・固定残業代・販売奨励給
- 研修制度・先輩同行・顧客の引き継ぎ
- 休日・目標・転勤の条件
入社後は、学歴だけでなく、納車台数、粗利益、保険、ローン、顧客対応などの実績が評価へ影響します。
一方で、誰でも簡単に採用され、すぐに高収入を得られる仕事ではありません。
仕事内容、目標、休日、給与制度を確認し、自分が続けられる販売会社を選ぶことが重要です。
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よくある質問
高卒でもディーラー営業に応募できますか?
高卒でも応募できる求人はあります。
ただし、新卒採用と中途採用では条件が異なり、販売会社によっては大卒以上を応募条件とする場合もあります。
営業未経験でも応募できますか?
営業未経験でも応募できる求人はあります。
接客経験、社会人経験、普通自動車免許などが評価される場合があります。
車に詳しくなくても大丈夫ですか?
入社後の研修で学べる会社もあります。
ただし、車種、装備、保険、ローンなど覚えることは多いため、継続して勉強する必要があります。
高卒だと昇進で不利になりますか?
販売会社によって異なります。
営業では学歴だけでなく、納車台数、粗利益、保険、ローン、顧客対応、後輩指導なども評価されます。
ディーラー営業は高収入を目指せますか?
給与制度と成果によっては、収入を伸ばせます。
ただし、販売奨励給の計算方法や支給条件は会社ごとに異なり、誰でも高収入になるわけではありません。
求人で最も確認すべきことは何ですか?
高卒・未経験でも応募できるかだけでなく、基本給、固定残業代、販売奨励給、休日、目標、研修制度まで確認してください。
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