
「今の仕事、なんか違う気がする」
「転職したい気持ちはある。でも、やりたい仕事がわからない」
そんな状態になると、
「やりたい仕事が決まってから転職活動を始めた方がいいのでは?」
と考えてしまうかもしれません。
私自身、やりたい仕事について真剣に考えてみたとき、意外なほど答えが思いつかないことに気づきました。
漠然と好きなことはあります。
でも、それを仕事にした場合、
「生活できるだけの収入になるのか?」
「そもそも求人はあるのか?」
「自分にできるのか?」
と考えると、急にわからなくなりました。
そこで私が始めたのが、頭の中だけで答えを探すのではなく、実際の求人を見ることです。
転職サイトへ登録して、どんな仕事や条件があるのか情報を集めました。
さらに転職活動を進め、面接を意識するようになったとき、
「自分の強みは何だろう?」
「何が得意なんだろう?」
「自分にできることは?」
「反対に苦手なことは?」
と、初めて自分自身について真剣に書き出しました。
そこで改めて気づいたことがいくつもあります。
やりたい仕事がわからないなら、最初から職業名を決める必要はありません。
まず自分の「好き・得意・できること」と「苦手・嫌いなこと」を整理する。
そのうえで実際の求人と照らし合わせる。
この順番の方が、自分に合う仕事を現実的に探しやすくなります。
この記事では、私自身が転職活動で経験した方法をもとに、やりたい仕事がわからないときの考え方と具体的な行動を解説します。
- やりたい仕事がわからないのは「自分を知らない」だけが原因ではない
- 私も「やりたい仕事」を真剣に考えたら答えが出なかった
- やりたい仕事がわからない時は5ステップで整理する
- 自己分析は面接のためだけにするものではない
- 「好きなこと」と「仕事にしたいこと」は分けて考える
- やりたい仕事がわからないなら求人を見ることも自己分析になる
- 「転職したいけれど怖い」と感じるのも自然
- 一人で自己分析しても答えが出ないなら第三者に相談する
- どの転職エージェントへ相談すればいいかわからない人へ
- 年収やキャリアアップも仕事選びの条件に入れたい人へ
- 初めての転職で自分の強みをうまく伝えられない人へ
- やりたい仕事がわからない時にやってはいけない3つのこと
- やりたい仕事がわからない人が今日やること
- やりたい仕事がわからない時によくある質問
- まとめ|やりたい仕事は考えるだけで見つけなくていい
やりたい仕事がわからないのは「自分を知らない」だけが原因ではない
「やりたい仕事がわからない」
というと、
「自己分析が足りないからだ」
と考えがちです。
もちろん、自分について考えることは必要です。
ただ、私が実際に転職活動をして感じたのは、自分を知るだけでは仕事を選べないということでした。
たとえば、
「車が好き」
「人と話すのが好き」
「機械を触るのが好き」
「パソコンが好き」
という興味があったとしても、それだけで転職先は決められません。
仕事として考えるなら、
- どんな仕事内容なのか
- どのくらいの収入になるのか
- 求人はあるのか
- 必要な経験や資格は何か
- どんな働き方になるのか
- 今までの経験を活かせるのか
まで確認する必要があります。
知っている仕事が少なければ、選べる仕事も少なくなります。
「やりたい仕事がわからない=自分にはやりたいことがない」ではありません。
まだ知らない仕事や働き方があるだけかもしれません。
私も「やりたい仕事」を真剣に考えたら答えが出なかった
私も転職を考えたとき、
「自分は本当は何がしたいんだろう?」
と考えました。
ところが、真剣に考えてみると意外と思いつきませんでした。
好きなことはあります。
興味があることもあります。
でも、
「それを仕事にしたいのか?」
と聞かれると別でした。
さらに、
「収入はどうなる?」
「求人はある?」
「今までの経験は使える?」
「そもそも自分にできる?」
と考え始めると、答えより不安の方が増えていきました。
ここで感じたのは、仕事について知らない状態で頭の中だけで考えても、判断材料が足りないということです。
そこで転職サイトへ登録し、実際の求人を見ることから始めました。
応募先をすぐ決めるためではありません。
「世の中にはどんな仕事があるのか」
「どのくらいの給与なのか」
「自分の経験で応募できそうなのか」
を知るためです。
実際の求人を見ることで、漠然としていた「仕事選び」が少しずつ具体的になりました。
やりたい仕事がわからない時は5ステップで整理する
いきなり、
「やりたい仕事は何?」
と自分に問い続けても、なかなか答えが出ないことがあります。
私なら次の順番で整理します。
STEP1:好きなことを書き出す
最初は仕事に結びつけなくて構いません。
たとえば、
- 車が好き
- 人と話すのが好き
- 機械を触るのが好き
- 調べることが好き
- 教えることが好き
などです。
この段階で、
「これで仕事になるのか?」
まで考える必要はありません。
まず、自分が何に興味を持ちやすいのか確認します。
STEP2:得意なことを書き出す
次に、自分が比較的得意だと思うことを書きます。
「人より優れていなければ得意とは言えない」
と考える必要はありません。
仕事の中で、
「これは比較的苦にならなかった」
「周囲から頼まれることが多かった」
「長く続けられた」
ということでも構いません。
好きなことと得意なことは、同じとは限りません。
ここを分けて考えてみてください。
STEP3:自分にできることを書き出す
次は「好き」「得意」ではなく、実際にできることです。
これまでの仕事を振り返ります。
たとえば、
- お客様への説明
- 商品提案
- 見積もり作成
- トラブル対応
- 後輩指導
- スケジュール管理
- 専門知識を使った判断
などです。
自分にとって当たり前になっていることほど、自分では強みだと気づきにくいものです。
私自身も転職活動をするまで、自分の経験を改めて整理する機会はほとんどありませんでした。
STEP4:苦手なこと・嫌いなことを書き出す
ここはかなり重要です。
やりたいことが思いつかなくても、
「これは嫌だ」
なら答えられる人は多いからです。
たとえば、
- ノルマに追われ続けるのは嫌
- 休日が少ない仕事は避けたい
- 長時間の残業は続けたくない
- 人間関係が閉鎖的な職場は嫌
- 収入が上がりにくい仕事は避けたい
- 一日中同じ作業を続けるのは苦手
などです。
「嫌い」「苦手」はネガティブな情報ではありません。
次の会社を選ぶための判断基準になります。
やりたい仕事がわからないなら、「絶対にやりたい仕事」を探すより、「次の会社では避けたいこと」を減らしていく方が考えやすい場合があります。
働き方そのものの価値観をもう少し深く整理したい方は、こちらも参考にしてください。
▶ 会社のため?お金のため?自分の人生のため?働き方の価値観を見直す判断基準
STEP5:書き出した条件と実際の求人を比べる
最後に、自分が書き出した内容を実際の求人と照らし合わせます。
ここで初めて、
「この仕事なら経験を活かせそう」
「仕事内容は面白そうだけれど給与条件が合わない」
「知らなかったけれど、この職種は自分に合うかもしれない」
といった判断ができます。
頭の中だけで「適職」を探すより、具体的な求人と比べた方が判断材料は増えます。
自己分析は面接のためだけにするものではない
私が本格的に自己分析をしたのは、転職活動が進み、面接を意識するようになってからでした。
面接では、
「あなたの強みは何ですか?」
「これまでどんな経験をしてきましたか?」
「得意なことは何ですか?」
といった内容を説明する必要があります。
そこで初めて、
「自分の強みって何だろう?」
「自分が得意としていることは?」
「自分にできることは?」
「反対に不得意なものは?」
と書き出しました。
それまで冷静に自分自身を分析する機会がなかったため、改めて考えると、いろいろな発見がありました。
自己分析は、面接官に答えるためだけの作業ではありません。
自分が次にどんな仕事や会社を選ぶのかを決めるための材料になります。
特に、
「年収を優先するのか」
「休日を優先するのか」
「仕事内容を優先するのか」
「将来性を優先するのか」
といった判断まで整理したい場合は、こちらの記事へ進んでください。
「好きなこと」と「仕事にしたいこと」は分けて考える
好きなことを仕事にできれば理想的に見えます。
ただ、
好き=仕事に向いている
とは限りません。
趣味なら、自分の好きな時間に自分のペースでできます。
仕事になれば、
納期、売上、顧客対応、勤務時間、給与などの条件が加わります。
そのため、
「好きなことは何?」
だけで仕事を探すのではなく、
好きなこと
+
得意なこと
+
できること
+
避けたいこと
+
希望する働き方
を組み合わせて考えた方が現実的です。
好きなことを無理に仕事にする必要もありません。
得意なことで収入を得て、好きなことは趣味として楽しむ働き方もあります。
やりたい仕事がわからないなら求人を見ることも自己分析になる
私が転職サイトへ登録したのは、やりたい仕事が決まっていたからではありません。
むしろ逆です。
わからなかったから、求人を見ました。
実際の求人を見ると、
「これはやりたくない」
「この仕事は少し気になる」
「この条件なら今の会社の方がいい」
「こんな仕事もあるんだ」
と、自分の反応が出てきます。
それも自己分析の材料です。
求人を見ることは、応募先を決める作業だけではありません。
自分が何に興味を持ち、何を避けたいのかを確認する作業としても使えます。
ただ、
「求人を見ると言っても、転職サイトへの登録や応募は何から始めればいい?」
と迷う人もいると思います。
その段階まで進んだ方は、次はこちらです。
▶ 転職活動は何から始める?初心者向け5ステップと転職サイト・エージェントの使い方
転職活動を始めたからといって、必ず転職する必要はありません。
まず求人を見て比較するところからでも十分です。
「転職したいけれど怖い」と感じるのも自然
自己分析をして求人を見ると、今までより転職が現実的になります。
すると今度は、
「本当に転職して大丈夫かな」
「今の会社に残った方が安全では?」
「失敗したらどうしよう」
という不安が出てくることがあります。
私も、情報を集めればすべての不安がなくなるとは思いません。
大切なのは、不安がなくなるまで何もしないことではなく、何が不安なのかを分けることです。
年収なのか。
年齢なのか。
家族なのか。
新しい仕事についていけるかどうかなのか。
不安の中身がわかれば、調べることも具体的になります。
「転職したいけれど怖くて動けない」という段階なら、こちらで不安の整理方法を確認してください。
一人で自己分析しても答えが出ないなら第三者に相談する
好きなこと、得意なこと、できること、苦手なことを書き出しても、
「結局、どんな仕事が向いているのかわからない」
ということもあります。
その場合は、一人だけで答えを出そうとする必要はありません。
家族や友人、元同僚などに、
「自分って何が得意だと思う?」
と聞いてみる方法もあります。
自分では当たり前だと思っていることを、周囲の人は強みだと感じている場合があります。
転職を具体的に考えているなら、転職エージェントへ相談する方法もあります。
私自身も転職活動ではエージェントとの面談で希望を伝え、転職市場や自分の市場価値について話をしました。
大切なのは、相談相手に自分の人生を決めてもらうことではありません。
自分一人では気づかなかった選択肢を増やすために第三者の視点を使うことです。
転職エージェントそのものに不安がある人は、いきなり登録先を増やす前にこちらを確認してください。
▶ 初めての転職エージェント利用で知るべき7つの安心ポイント
どの転職エージェントへ相談すればいいかわからない人へ
「まだやりたい仕事が決まっていないのに、転職エージェントへ相談していいの?」
と不安になるかもしれません。
ただ、
「自分では方向性を決めきれない」
「自分の経験なら、どんな仕事が候補になるのか知りたい」
という段階で第三者と話すことで、考えを整理しやすくなる場合があります。
AgentNaviは、自分の経験や希望に合わせて転職エージェント選びをサポートしてもらえるサービスです。
「転職したい気持ちはある。でも、どこへ相談すればいいかわからない」
という人は、選択肢の一つとして確認してみてください。
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やりたい仕事を考えるとき、仕事内容だけで決める必要はありません。
仕事である以上、収入や将来性も大切です。
「今より年収を上げたい」
「これまでの経験を活かしてキャリアアップしたい」
という人は、実際にどんな条件の求人があるのか確認してみてください。
Adeccoの転職支援も選択肢の一つです。
求人を見ることで、
「仕事内容には興味があるけれど、この収入では難しい」
「自分の経験を活かせば、こんな求人も候補になる」
と現実的に判断しやすくなります。
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自己分析をすると、
「強みは何となくわかった。でも、それを職務経歴書や面接でどう伝えればいいかわからない」
という次の問題が出てきます。
私自身も、転職活動を始めてから自分の経験をどう言葉にするか考えるようになりました。
初めての転職で、
- 自分の強みをうまく説明できない
- 職務経歴書の書き方に不安がある
- 面接で何を話せばいいかわからない
という人は、type転職エージェントのような転職支援サービスへ相談する方法もあります。
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いきなり職業名を決めようとする
「営業」
「IT」
「事務」
「公務員」
など、最初から職業名だけで決める必要はありません。
先に自分の得意・不得意や希望条件を整理した方が、仕事を比較しやすくなります。
好きなことだけで仕事を選ぶ
好きなことは大切なヒントです。
ただ、仕事として続けられるかは別です。
仕事内容だけではなく、給与、休日、働き方、必要な経験まで確認してください。
答えが出るまで何も見ない
ここが一番もったいないところです。
私も、考えるだけでは答えが出ませんでした。
求人を見たり、転職活動を進めたりする中で初めて考えたことがあります。
100%答えを出してから行動するのではなく、情報を集めながら答えを作っていく。
この順番でも構いません。
やりたい仕事がわからない人が今日やること
まだ答えが出ていなくても大丈夫です。
今日は紙やスマートフォンのメモに、次の5項目を書いてください。
1.好きなこと
仕事にできるかどうかは考えず、興味があることを書きます。
2.得意なこと
苦になりにくかった仕事や、周囲から頼まれたことを書きます。
3.自分にできること
これまでの仕事で実際に経験したことを書きます。
4.苦手なこと
自分が負担を感じやすい作業や環境を書きます。
5.嫌いなこと・次の職場では避けたいこと
次の転職で繰り返したくない条件を書きます。
それぞれ3つ程度で構いません。
書き終わったら、実際の求人をいくつか見てください。
そこで、
「これは興味がある」
「これは嫌だ」
「この経験なら使えそう」
という感情が出てきたら、それも自己分析の答えです。
最初から「一生続けたい仕事」を見つける必要はありません。
まず、今より自分に合いそうな方向を見つけることから始めてください。
やりたい仕事がわからない時によくある質問
やりたい仕事がまったく思いつきません
無理に職業名を考える必要はありません。
まず「好き」「得意」「できる」「苦手」「嫌い」を書き出してみてください。
その後に求人を見ると、自分が反応する仕事や条件を見つけやすくなります。
好きなことを仕事にした方がいいですか?
必ずしもそうとは限りません。
好きなことでも、仕事になれば収入、納期、顧客対応などが加わります。
「好き」だけではなく、得意なことや希望する働き方まで含めて判断してください。
自己分析をしても向いている仕事がわかりません
自己分析だけで答えを出そうとせず、実際の求人と照らし合わせてください。
自分の経験で応募できる求人を見ることで、具体的な選択肢が見えてくる場合があります。
仕事選びの判断基準そのものを整理したい人は、こちらも参考になります。
やりたい仕事が決まっていなくても転職サイトを使っていいですか?
私自身、やりたい仕事が決まっていない状態で転職サイトを使いました。
応募するためだけではなく、どんな仕事や条件があるのか情報を集める目的でも利用できます。
具体的な転職活動の始め方はこちらで解説しています。
▶ 転職活動は何から始める?初心者向け5ステップと転職サイト・エージェントの使い方
転職したい気持ちはあるけれど不安で動けません
不安を全部なくしてから動こうとすると、なかなか始められません。
まず「何が不安なのか」を分けてみてください。
年収、年齢、家族、仕事内容など、不安の中身がわかれば確認する情報も具体的になります。
転職エージェントへ相談するのはまだ早いですか?
自分で求人を見たり自己分析をしたりしても方向性が決まらないなら、第三者へ相談する方法があります。
ただ、紹介された仕事をそのまま選ぶのではなく、自分の条件と照らし合わせて最終判断してください。
初めて利用すること自体が不安な場合はこちらです。
▶ 初めての転職エージェント利用で知るべき7つの安心ポイント
まとめ|やりたい仕事は考えるだけで見つけなくていい
私も「やりたい仕事は何だろう」と真剣に考えたとき、意外なほど答えが出ませんでした。
好きなことはあっても、
「仕事にしたらどうなのか?」
「収入は?」
「求人はある?」
「自分にできる?」
と考えると、わからないことばかりでした。
そこで私は、転職サイトで実際の求人を見ました。
さらに転職活動が進み、面接を意識するようになって初めて、
「自分の強みは?」
「得意なことは?」
「できることは?」
「苦手なことは?」
と、自分自身を真剣に分析しました。
普段、自分についてここまで冷静に考える機会はなかなかありません。
書き出してみると、自分でも気づいていなかったことが見えてきます。
やりたい仕事がわからないなら、まず、
好きなこと
得意なこと
できること
苦手なこと
嫌いなこと
を書き出してみてください。
そのうえで、実際の求人と比べます。
それでも一人では方向性を決められないなら、第三者へ相談する。
この順番で十分です。
やりたい仕事が決まってから動くのではなく、動きながら自分の答えを具体的にしていく。
私自身の転職活動でも、この順番で自分について考えることができました。
次に、
「では実際の転職活動は何から始めればいい?」
と思った方は、こちらへ進んでください。


