書類選考で落ちる理由は?通らない人が見直す職務経歴書の伝え方

整備士の転職
記事内に広告が含まれています。

書類選考で落ちる理由は?通らない人が見直す職務経歴書の伝え方

「また書類選考で落ちた……」

何社応募しても面接まで進めないと、

「自分には転職できるほどの経験がないのでは?」

「年齢や経歴が原因なのでは?」

と自信をなくしてしまうかもしれません。

私も転職活動では、書類選考によく落ちました。

通る会社より、通らない会社の方がはるかに多かったです。

ただ、今振り返ると、最初に作った履歴書・職務経歴書には大きな問題がありました。

履歴書には資格を書いただけ。

表彰歴は記載していませんでした。

職務経歴書も、

「この会社でこの仕事を経験した」

という内容を箇条書きにして、簡単な説明を添える程度でした。

これでは、何を経験したかはわかっても、

「その経験によって何ができる人なのか」

が採用担当者に伝わりません。

そこで私は、履歴書には表彰歴や資格を整理して記載し、職務経歴書には仕事内容だけでなく、

  • その仕事から何を学んだのか
  • どんなスキルを得たのか
  • 自分には何ができるのか

まで書き加えました。

表彰歴も、社内の人にしかわからない表彰名だけではなく、第三者が読んでも価値を理解できるよう説明を加えました。

その後、スカウトが届くようになり、自分の経歴を見たうえで面接へ進める企業からのスカウトも増えていきました。

もちろん、書類を書き直せば必ず通るわけではありません。

応募先が求める条件と合わなければ、不採用になることもあります。

ただし、

書類選考で落ちる=能力不足

と決めつけるのは早いです。

経験があっても、その価値を相手が判断できる形で伝えられていない可能性があります。

この記事では、私自身が書類選考で何度も落ちた経験から、履歴書・職務経歴書のどこを見直したのかを具体的に解説します。


  1. 書類選考で落ちる理由は大きく3つに分けて考える
    1. 応募条件そのものが合っていない
    2. 経験はあるのに価値が伝わっていない
    3. 応募企業が求める人材と見せ方がズレている
  2. 私が最初に作った職務経歴書は「仕事内容の一覧」だった
  3. 職務経歴書は「何をしたか」だけで終わらせない
  4. Before・After|職務経歴書はこう直す
    1. Before
    2. After
  5. 実績は数字がある場合だけ具体的に使う
  6. 表彰歴は「表彰名」だけでは価値が伝わらない
    1. Before
    2. Afterの考え方
  7. 資格は一度すべて棚卸しする
  8. 私は書類を直したあと、スカウトの反応にも変化が出た
  9. 志望動機は「入りたい理由」だけでは弱い
    1. 1.なぜその仕事・業界なのか
    2. 2.なぜその会社なのか
    3. 3.自分の経験をどう活かせるのか
  10. 何社も落ちるなら「書類」だけでなく応募先も見直す
    1. 必須条件を満たしているか
    2. 自分の経験が伝わっているか
    3. 応募先と経験の接点が見えているか
  11. 書類選考に通らない時のチェックリスト
  12. 一人で書類を直してもわからないなら第三者に見てもらう
  13. 書類や面接を一人で進めるのが不安な人へ
  14. 書類選考を通過したら面接で同じ経験を説明できるようにする
  15. 書類選考で落ちる人によくある質問
    1. 書類選考に何度も落ちたら経歴が悪いのでしょうか?
    2. 職務経歴書は仕事内容だけを書けばいいですか?
    3. 実績に使える数字がありません
    4. 表彰歴は書いた方がいいですか?
    5. 資格は全部書いた方がいいですか?
    6. 転職活動全体をどう進めればいいかわかりません
  16. まとめ|書類選考で落ちたら「経歴」より先に「伝わり方」を確認する

書類選考で落ちる理由は大きく3つに分けて考える

書類選考に落ちると、

「自分の経歴が悪い」

と考えてしまいがちです。

しかし、原因を全部まとめて考えると、どこを直せばいいのかわからなくなります。

まずは次の3つに分けてください。

応募条件そのものが合っていない

企業が必須としている経験や資格を満たしていないケースです。

たとえば、

  • 必須経験年数を満たしていない
  • 必要資格を持っていない
  • 未経験不可の求人へ応募している
  • 求められている職種経験と大きく離れている

といった場合です。

このケースは、職務経歴書の表現だけでは解決できません。

応募先そのものを見直す必要があります。

経験はあるのに価値が伝わっていない

私が最初につまずいたのは、ここでした。

仕事内容は書いていました。

しかし、

「その経験によって何ができるようになったのか」

を書いていませんでした。

採用担当者は、あなたと一緒に働いたことがありません。

提出された履歴書や職務経歴書を見て、

「どんな経験があるのか」

「どんな仕事を任せられそうか」

「自社で経験を活かせそうか」

を判断します。

本人には価値がわかっている経験でも、説明が足りなければ相手には伝わりません。

応募企業が求める人材と見せ方がズレている

良い経験や実績があっても、応募先との接点が見えなければ評価されにくくなります。

求人票には、

  • 仕事内容
  • 必須条件
  • 歓迎条件
  • 求める経験
  • 求める人物像

などが書かれています。

自分が一番見せたい経験ではなく、応募企業が知りたい経験を優先して伝えることが大切です。


私が最初に作った職務経歴書は「仕事内容の一覧」だった

私が最初に作った履歴書・職務経歴書は、とても単純なものでした。

履歴書には資格を記載。

職務経歴書には、

「この職場でこの仕事を担当した」

という内容を箇条書きにして、簡単な説明を添える程度でした。

当時は、

「自分がやってきた仕事を書いているのだから、これで十分だろう」

と思っていました。

しかし、採用する側から見れば、判断材料が足りません。

たとえば、

自動車整備を担当

だけでは、

「整備経験がある人」

ということしか伝わりません。

一方で、

車検・点検・故障診断を経験し、症状の聞き取りから原因の切り分け、修理方法の判断まで担当した

と書けば、

  • 原因分析
  • 問題解決
  • 状況判断
  • 専門知識

といった能力まで見えてきます。

営業でも同じです。

自動車販売を担当

だけでは仕事内容の説明で終わります。

お客様の使用状況や予算、希望条件を聞き取り、車両・購入方法・関連サービスを含めた提案を行ってきた

と書けば、

  • ヒアリング
  • 情報整理
  • 提案
  • 顧客対応

という能力まで伝えやすくなります。


職務経歴書は「何をしたか」だけで終わらせない

私が書類を見直した中で、特に重要だったのがここです。

職務経歴書に、

仕事内容+その経験から得たスキル

を書くようにしました。

たとえば、次のように考えます。

経験した仕事 その経験から伝えられる能力
故障診断 原因を切り分けて問題を解決する力
お客様への説明 専門知識を相手に合わせて説明する力
商品提案 希望を聞き取り選択肢を整理する力
クレーム対応 状況を整理し相手と調整する力
後輩指導 仕事を言語化して教える力

同じ経験でも、

「担当しました」

で終わるのか、

「その経験で何を身につけたのか」

まで書くのかで、採用担当者が受け取れる情報は変わります。

特に異業種へ転職する場合は重要です。

転職先で過去と同じ仕事をしなくても、過去の仕事で身につけた能力までなくなるわけではありません。


Before・After|職務経歴書はこう直す

実際のイメージで見てみます。

Before

営業職として、自動車販売、見積もり作成、顧客対応を担当しました。

この文章でも仕事内容は伝わります。

ただ、

「この人には何ができるのか」

まではわかりません。

After

自動車営業として、お客様の使用目的・予算・希望条件を聞き取り、車両だけでなく購入方法や関連サービスも含めた提案を経験。複数の条件を整理し、お客様が比較・判断しやすい形で提案する力を身につけました。

こちらなら、

  • 相手の希望を聞ける
  • 条件を整理できる
  • 提案できる
  • わかりやすく説明できる

という能力まで読み取れます。

ここで大切なのは、文章を格好よくすることではありません。

第三者が読んだときに、「この人には何ができるのか」を判断できるようにすることです。


実績は数字がある場合だけ具体的に使う

職務経歴書では、

「数字を入れた方がいい」

とよく言われます。

実際の数字があるなら、具体性を出す材料になります。

たとえば、

  • 売上
  • 契約件数
  • 担当顧客数
  • 達成率
  • 改善時間
  • 指導人数

などです。

ただし、

数字がないからといって無理に作る必要はありません。

確認できる実績だけを使ってください。

数字がない場合は、

「どんな状況で」

「何を任され」

「どんな工夫をして」

「何ができるようになったのか」

を具体的に説明します。

具体性は、数字だけで作るものではありません。


表彰歴は「表彰名」だけでは価値が伝わらない

私は最初、表彰された経験そのものを履歴書に書いていませんでした。

その後、表彰歴も記載するようにしました。

ただ、単に、

○○賞受賞

と書くだけでは不十分です。

その会社の中では有名な表彰でも、他社の採用担当者は内容を知りません。

そのため、

  • 何を評価する表彰なのか
  • 何を評価されて受賞したのか

まで伝えるようにしました。

たとえば、

Before

○○賞受賞

Afterの考え方

○○の実績を評価する社内表彰で○○を受賞。○○への取り組みや成果が評価対象となった。

実際の表彰内容に合わせて説明してください。

重要なのは、自慢することではありません。

採用担当者が、その表彰の価値を判断できる情報を渡すことです。

営業実績や社内表彰を転職先へどう伝えるかについては、こちらでも詳しく解説しています。

▶ 営業職の転職成功術!成果の伝え方がカギ


資格は一度すべて棚卸しする

私は履歴書を見直したとき、持っている資格も改めてすべて書き出しました。

中には、

「今回の転職にはあまり関係ないかもしれない」

と思う資格もありました。

それでも、一度全部出してみることには意味があります。

まず、

  • 資格
  • 社内認定
  • 講習
  • 表彰
  • 経験した仕事

を棚卸しします。

そのあとで、応募先との関連性を考え、

「何を履歴書に載せるのか」

を決めます。

履歴書の資格欄にはスペースもあるため、応募先との関連性が高いものから優先すれば構いません。

大切なのは、自分で最初から「これは価値がない」と捨てないことです。


私は書類を直したあと、スカウトの反応にも変化が出た

履歴書と職務経歴書を見直したあと、私の場合はスカウトが届くようになりました。

さらに、自分の経歴を確認したうえで、面接へ進める企業からのスカウトも増えていきました。

ただし、

書類を書き直せば必ず選考に通る

という意味ではありません。

応募条件が合わなければ落ちることはあります。

採用人数や他の応募者との比較もあります。

それでも、

仕事内容だけを書いた書類

と、

経験から何を得て、何ができるのかまで書いた書類

では、採用担当者に渡せる判断材料が違います。

私自身は、ここを見直したあとに反応の変化を感じました。


志望動機は「入りたい理由」だけでは弱い

志望動機で、

「御社の理念に共感しました」

「成長できる環境に魅力を感じました」

だけを書いても、他の応募者との差が出にくくなります。

志望動機は、次の3つをつなげて考えてください。

1.なぜその仕事・業界なのか

転職を考えた背景や、次にどんな仕事をしたいのかを書きます。

2.なぜその会社なのか

求人内容や事業内容を見て、応募企業へ興味を持った理由を書きます。

3.自分の経験をどう活かせるのか

最後に、自分が経験してきたことと応募先の仕事をつなげます。

ポイントは、

「御社に入りたい」で終わらず、「自分にはこの経験があり、この仕事でこう活かせる」まで書くことです。


何社も落ちるなら「書類」だけでなく応募先も見直す

職務経歴書を改善しても、応募する求人そのものが合っていなければ通りません。

何社も続けて書類選考で落ちる場合は、

「文章の書き方が悪い」

だけに原因を絞らないでください。

次の3つを確認します。

必須条件を満たしているか

求人票に書かれている経験・資格・条件をもう一度確認します。

自分の経験が伝わっているか

仕事内容の羅列ではなく、経験から得たスキルまで書けているか確認します。

応募先と経験の接点が見えているか

自分が一番伝えたい経験ではなく、応募先が求めている経験を優先して見せます。

書類選考でやってしまいがちなNG行動をまとめて確認したい方はこちらも参考にしてください。

▶ 書類選考で落ちる人がやっている5つのNG行動


書類選考に通らない時のチェックリスト

提出前に、次の項目を確認してください。

  • 誤字脱字がないか
  • 会社名・日付・資格名を間違えていないか
  • 仕事内容の羅列だけになっていないか
  • 経験から得たスキルを書いているか
  • 実績がある場合は具体的に説明しているか
  • 表彰歴の価値が第三者にもわかるか
  • 資格や経験を一度棚卸ししたか
  • 求人票の必須条件を満たしているか
  • 求人票と自分の経験の接点が見えるか
  • 数字は実際に確認できるものだけを使っているか
  • 志望動機が他社でも使える文章になっていないか
  • 読んだ人が「この人は何ができる人なのか」を理解できるか

最後の項目が特に重要です。

自分が書きたい内容ではなく、採用担当者が判断するために必要な情報が書かれているか

という視点で読み直してください。


一人で書類を直してもわからないなら第三者に見てもらう

自分で何度も書類を読んでいると、

「これくらい説明しなくてもわかるだろう」

という部分が出てきます。

しかし、採用担当者はあなたの職場を知りません。

日常業務の難しさも知りません。

社内表彰の価値も知りません。

そのため、自分にとって当たり前の部分ほど説明が抜けやすくなります。

第三者に書類を見てもらうときは、

「添削してください」

だけではなく、

「この職務経歴書を読んで、私は何ができる人に見えますか?」

と聞いてみてください。

返ってきた答えが、自分の伝えたい内容と違うなら、まだ説明が足りません。

初めて転職エージェントを利用すること自体に不安がある方はこちらで確認できます。

▶ 初めての転職エージェント利用で知るべき7つの安心ポイント


書類や面接を一人で進めるのが不安な人へ

履歴書や職務経歴書を直しても、

「これで本当に伝わるのかわからない」

「面接になったら、どう説明すればいいかわからない」

という人もいると思います。

その場合は、一人で何度も書き直すだけでなく、転職支援サービスへ相談する方法もあります。

type転職エージェントも、転職について相談する選択肢の一つです。

今すぐ応募先を決める必要はありません。

まず、自分の経験や強みをどう整理すればいいのか相談するところからでも構いません。

👉 無料でキャリア相談してみる

【type転職エージェント/公式】転職者の71%が年収アップに成功!

書類選考を通過したら面接で同じ経験を説明できるようにする

履歴書・職務経歴書の目的は、書類をきれいに作ることではありません。

採用担当者に「この人と一度話してみたい」と思ってもらうことです。

そして面接では、職務経歴書に書いた内容について詳しく質問されます。

たとえば、

「この表彰について詳しく教えてください」

「この仕事ではどんな工夫をしましたか?」

「その経験を弊社でどう活かせますか?」

と聞かれることがあります。

そのため、書類に書いた実績や経験は、自分の言葉で説明できるようにしておいてください。

面接へ進み始めた方は、次はこちらです。

▶ 知らないと損!転職面接で評価される答え方・逆質問・マナーの基本


書類選考で落ちる人によくある質問

書類選考に何度も落ちたら経歴が悪いのでしょうか?

必ずしもそうではありません。

応募条件との不一致だけでなく、自分の経験の価値が採用担当者に十分伝わっていない可能性もあります。

まず、

「応募条件が合わないのか」

「経験はあるが伝わっていないのか」

を分けて考えてください。

職務経歴書は仕事内容だけを書けばいいですか?

仕事内容だけでは、その経験によって何ができるようになったのかが伝わりにくくなります。

仕事内容+そこから得た経験・スキル

まで書いてください。

実績に使える数字がありません

無理に数字を作る必要はありません。

どんな状況で、何を担当し、何を工夫して、何を身につけたのかを具体的に説明してください。

表彰歴は書いた方がいいですか?

応募先があなたの実績を判断する材料になるなら、書く価値があります。

ただし、表彰名だけでは価値が伝わらないことがあります。

何を評価する表彰なのか、なぜ受賞したのかまで補足してください。

資格は全部書いた方がいいですか?

まず、自分が持っている資格を一度すべて棚卸ししてください。

そのうえで、履歴書のスペースや応募先との関連性を考えて、載せる資格の優先順位を決めます。

転職活動全体をどう進めればいいかわかりません

職務経歴書だけを先に完璧にする必要はありません。

求人を見ながら企業が求める経験を確認し、その内容に合わせて書類を改善していく方法もあります。

転職活動全体の進め方はこちらで解説しています。

▶ 転職活動は何から始める?初心者向け5ステップと転職サイト・エージェントの使い方


まとめ|書類選考で落ちたら「経歴」より先に「伝わり方」を確認する

私は転職活動で、書類選考によく落ちました。

最初の履歴書には資格を書くだけで、表彰歴は記載していませんでした。

職務経歴書も、

「この会社でこの仕事を経験した」

という仕事内容の一覧に近いものでした。

そこから書類を見直しました。

履歴書には表彰歴や資格を整理して記載。

職務経歴書には仕事内容だけではなく、

その経験から何を学び、どんなスキルを得て、何ができるのか

まで書くようにしました。

表彰歴も、第三者が読んで価値を判断できるよう説明を加えました。

その後、スカウトが届くようになり、自分の経歴を見たうえで面接へ進める企業からのスカウトも増えていきました。

もちろん、すべての会社の書類選考に通るようになったわけではありません。

それでも私自身の経験から、

仕事内容を並べるだけでは、自分の経験の価値は十分に伝わらない

と感じています。

まず、今使っている職務経歴書を開いてみてください。

そして、一つの仕事内容ごとに、

「この仕事を経験した結果、自分には何ができるようになったのか?」

を書き足してみてください。

それだけでも、職務経歴書の見え方は変わります。

書類選考を通過したら、次はその経験を自分の言葉で説明する準備です。

▶ 転職面接で評価される答え方・逆質問・マナーの基本

タイトルとURLをコピーしました